家庭教師を雇うメリットは家にいて親の目が届く範囲で子供に勉強を習慣づけることができるという点にあると思います。
だけど家庭教師というのは塾と違って費用が高く子供と家庭教師との相性によって成績にも響いてくるのです。
家庭教師と子供の相性が悪ければ家庭教師をチェンジしてもらえばよく、塾の場合だと教えている先生によって子供の勉強に対する姿勢が異なってくるので必ずしも成績がよくなるということはありません。
塾は先生を直接チェンジすることができなく、家庭教師だと子供の相性が合わないからチェンジしてもらうこともできるのであります。
家庭教師というのは家庭教師センターや家庭教師派遣会社などを通すことによってサービスやサポートが充実していればなお良く、家庭教師の最大のメリットは勉強をしていて分からない所があると生徒が理解するまで教えてくれることです。
塾の場合だと半分〜2/3ぐらいの生徒が理解したら次といった形で進んでいくのに対し、家庭教師の場合だと分からない箇所があると理解するまで教えてくれるので時間が掛かってしまいますが、家庭教師の力量によって生徒を理解させる時間は異なってくるので一概に授業内容の進行が遅いことはいえません。
だけど家庭教師を雇うというのは費用が高いですし、周りからの刺激がないので学習意欲が湧かないという生徒もいるのでそういったことも考えながら家庭教師を雇うと良いでしょう。
家庭教師というのは自分の経験を元に学習させていくので今までにどんな生徒を教えてきたのかというのも重要になってきます。
そこで家庭教師センターや家庭教師派遣会社などを利用するとどんな生徒を教えてきたのか実績のデータを見せてもらうようにしてからか家庭教師を選ぶと良いでしょう。
そういった点では個人契約する家庭教師より家庭教師センターや家庭教師派遣会社などのデータが役に立つのでそういったことも考慮しながら家庭教師を選び、子供との相性も確認したいので契約するときに家庭教師の変更の話も行っておくと後で家庭教師センターや家庭教師派遣会社の対応がスムーズに行えます。
また、自分の子供がどんな子なのかも把握しておくと家庭教師を付けた方が成績が良くなるのか判断し易いと思います。
子供の性格が大人しく、学校などの授業に遅れていたり、理解力が遅かったり、基礎がちゃんとできていなかったり、授業などで積極的に先生に質問できなかったりなどといったお子さんなら家庭教師を付けた方が成績は良くなると思います。
それはなぜかというと家庭教師というのは生徒が理解しながら授業を進めて行くので理解が遅かったら家庭教師が直接理解できるまで勉強を教えてくれるのでわからないことがわかるようになってくるのです。
また、家庭教師が付くことによって基礎知識が養われるので学習する力の底上げができるし、塾に通わせても中々成績が上がらないというお子さんでも基礎からちゃんと学習させるので全体的にレベルアップするでしょう。
だけど、家庭教師というのは人によって相性や指導力などが異なってくるのでお子さんの成績が必ずしも上がるという保証はできないのです。
今まで有名な高校や大学に進学させた家庭教師であっても自分の子供と相性が良いというものでもなく、成績が必ず上がるということはないですし、また、そういった家庭教師に限って成績が上がらないのは自分の性ではなく、子供の性にして子供に八つ当たりとするということも考えられるので家庭教師を選ぶときは慎重にならないといけません。
親は優秀な家庭教師を付けた方が成績が良くなるという固定概念があるので、そういった考えをするようではお子さんが苦しい思いをするだけなので家庭教師を選ぶときはお子さんの考えも取り入れながら選らんで行くと良いでしょう。